地元フリーペーパの困窮状態
Silver Lake には毎月発行されているフリーペーパが配られています。Los Feliz Ledger というものです。
Los Feliz とは、Silver Lake の隣近所です。
月刊誌の中身が、地元で活躍しているボランティアグループの活動、地元政治家が執筆するメッセージ、イベントの知らせなど、はっきりって、ありふれた内用です。
フリーペーパなので、収入源が購読料ではなく広告となっています。不動産屋、病院と私立学校が主なスポンサーです。
ところが、先日配られた 5 月号を拝読してみたら、出版者 (個人) が月 10 ドル (約 1,080 円) のドネーションを頼んでいます。理由はやはり、コロナウイルスの影響で広告を出す会社が減っている、と記されました。
どこのフリーペーパの経済状況が元々楽ではないとわかっていたつみりですが、カリフォルニア州知事が Stay-at-Home を命じたのは 3 月 19 日のこと。Los Feliz Ledger 紙が金銭的な援助を懇願したのは、4 月末。
ということは、一ヶ月半の収入減だけで、フリーペーパがやっていられない状態に陥ってしまいました。ギリギリの資金繰りよりも、自転車創業という感じを見受けて、驚きました。
このフリーペーパがビジネスモデルを見直す必要があるなぁと思いました。